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映画「蛇にピアス」

のDVDを、TSUTAYAで借りて観た。

元々原作本を読んでいてあらすじは知っていたんだけど、結局、この映画が言いたいことってなんだったんだろう。

愛情?喪失感?性愛?

たぶん言いたいのは、シバさんとルイの似た者どうしの「愛」なのかも。

未来を約束されていないし、破綻を予測されるふたりだけど、それでも一緒にいるしかない哀しい愛情。それは、愛とさえいえない道連れのような感情だ。

それにしても、この「蛇にピアス」みたいに、ゲイとか、タトゥとか、舌ピアスとか、非日常の特別な材料がないと小説って成り立たないのだろうか。つい最近まで流行っていた「闘病もの」もそうだけど、死とか、不幸な生い立ちとか、同性愛とか、劣等生とか、そういう安っぽい題材ばかり。最近の小説は。

死が安っぽいって言っているんじゃなくて、「死」はデリケートなテーマだからこそ、気軽にテーマとして扱ってほしくないんですよね。

何か特別な設定がないと書けないものなんでしょうか、小説は。もちろん、サスペンスものなんかは、「殺人」がつきものだけど。

そう考えると、普通の人生を送っている等身大のヒロインの日常を綴った「ブリジット・ジョーンズの日記」は凄いと思います。なんてことない日常を、1→100くらいにデフォルメしてあんなに面白いんだから。

いつか、私もそんな小説が書けたらという妄想を抱いたりして。

ということで、脱線しましたが、明日はDVD「セックスアンドザシティ」を観ます。こちらも、ふつーの女性のふつーの人生を描いたものみたいなので、凄く楽しみです。「デスパレートな妻たち」もそうだけど、海外ドラマは、市井の人々の人生をエンタメ的に描くのが上手ですよね。

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